ネットから学ぶゴミ屋敷の対策
ガラス容器が一番環境にやさしい飲料水の容器として、ガラス瓶、アルミ缶、ペットボトルのうちどれが一番環境にやさしいかという議論があります。
デポジットの効果で、どの容器も90%以上と高い回収率を実現してしますが、総合的な評価ではガラス瓶が一番環境にやさしいとされています。
ただ、これにはガラスが重い分、長距離運搬のばあい燃料を多く消費するという反論もありますが、現在の自動車の燃料が化石燃料であることが問題で、エタノールや再生可能な燃料に切り替えたり、再使用が可能なもっと薄く軽いガラス瓶が開発されればその問題も解決します。
また、飲料メーカーの数がもっと増えれば、運搬距離が短くなり、エネルギー問題も解決するという議論も出されています。
飲料メーカーが近くにあるばあいはガラス瓶で買い、遠いばあいはアルミ缶かペットボトルを選択するようにというのが、環境保護団体や政府の消費者局がおこなっている消費者に対するアドバイスです。
1982年5月、ビールとソフトドリンクのアルミ缶にデポジット制が導入された際、85年までにリサイクル率75%達成を目標にしましたが、目標はその後90%に上げられ、84年に65%だった回収率は、95年には91%を達成しています。
このリサイクル率は世界ーです。
ちなみにアイスランドとスイスが85%、アメリカとカナダとオーストラリアが65%です。
94年には年間9億3000万個の売られたアルミ缶のうち、8億3700万本がリサイクルされています。
また、デポジット制の導入によって製造、流通、小売りで一連の仕事が増え、500人の雇用が創出されたと言われています。
酒造会社と輸入元からのアルミ缶にはEANコード(バーコード)が印刷されている。
新しい缶や輸入された缶には発売前にR社に登録され、供給業者はR社にデポジット、管理費として、1缶に付き51オーレ(約7.7円)を支払う。
酒造会社はアルミ缶の供給業者におなじく51オーレ(約7.7円)を支払う。
アルミ缶飲料の輸入元は輸入するたびに農業庁に申請し、1缶に付き54.5オーレ(約8円)の料金を支払う。
R社は農業庁からデポジットと管理費の支払を受ける。
消費者がアルミ缶飲料を買う際、50オーレ(約7.5円)のデポジットを支払う。
その缶を戻すとデポジットが戻る。
回収機械がある応舗では機械で、ない店舗ではハンドスキャナーでデポジット対象品であることを点検し、返金する。
各店舗は規定通りにアルミ缶を包装し、その数を酒造会社に報告する。
酒造会社は商品配達の際に、空き缶を引き取る。
酒造会社はデポジット対象のアルミ缶の点検と数量を確認する。
缶は圧縮されコンテナーでアルミのリサイクル工場に送られる。
R社から店舗にはl缶に付き11オーレ(約1.7円)、メーカーには5.8オーレ(約0.9円)の回収手数料が支払われる。
R社には1缶に付き6オーレ(約l円)が、デポジット制度全般の点検、管理、広報、回収システムの開発費として支払われる。
リチユールパック社は、収支ゼ口が原則このアルミ缶のデポジット制の運営の当たっているR社は、収入と支出のバランスをゼロにすることが基本方針とされています。
収支の内訳は、以下のようになっています。
収入
アルミ缶1個に付き45オーレ(約6.8円)。
管理費として6オーレ(約1円)。
アルミ缶のスクラップ収入が約10オーレ(約1.5円)。
合計61オーレ(約9.2円)。
支出
デポジット返金として45オーレ(消費税をひく)。
酒造会社への取り扱い料金として5.8オーレ(約0.9円)。
店への取り扱い料金として11オーレ(約1.7円)。
運送費として1オーレ(約0.15円)。
管理と開発費として約2オーレ(約0.3円)。
合計64.8オーレ(約9.6円)。
収支のバランスは、酒造会社に支払う取り扱い料金で調整しているとされています。
アルミ缶デポジット制の環境への貢献アルミ缶を対象にしたスウェーデンのテ、ポジット制の環境改善への貢献を箇条書きにしてみましょう。
1原料の減量:アルミ缶の原料カ20% 減量。
1980年代は22.6 グラムだったが現在は18グラム。
2美化:かつてはアルミ缶の自然へのポイ捨てが問題た、ったが、散乱アルミ缶はなくなった。
3省エネ:アルミ缶のリサイクル技術開発が促進された結果、エネルギー効率が上がった。
4環境教育への投資1983年、環境保護庁とR社は環境教育をする財団法人を創設、96年には100万クローナを財団の運営費として拠出した。
その運営費で、彼らはごみを捨てないようにと全国キャンペーンをしたり、小学校と中学校での環境教育の教材を開発し、先生への研修制度を普及させるなどの活動をしている。
1987年、酒造業界はアルミ缶のリサイクルシステムに似たペットボトルのリサイクルシステムを導入しようとしましたが、数年間でペットボトルの本数が急増したため、リサイクルで、はなくリターナブルのペットボトルの採用が提案され、政府と話し合った結果、89年、酒造業界はリサイクルシステムの導入を変更して、91年、標準化したリターナブルペットボトルによるデポジットシステムが開始されました。
1991年デポジット制度開始。
年間販売本数1億3400万本、回収率98%、デポジット4クローナ(約60円)で回収・洗浄されて、20回は再使用する。
1994年には、ワンウェイのペットボトルのリサイクルシステムが始まりました。
このリサイクルシステムは、アルミ缶のデポジットシステムを運営しているR社が、独立採算でRETURPACKPET社を設立して運営しています。
80%と回収率が低いのは、このシステムがまだ新しいことと、小さいサイズ、のペットボトルが家庭で容器として他の用途に使用されていることも、理由の1つとされています。
スウェーデンの飲み物容器のリサイクルシステムは、EUへの加盟のために状況に変化もあり、システムの改善が期待されています。
R社の広報のA氏によると、デポジット制導入における重要な点は、1全国一斉に導入すること。
2すべてのペットボトル、アルミ缶を対象にすること。
3全国の酒造会社と輸入・元が制度に加盟することだと強調していました。
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